親の何気ない声掛けが,子どもの思考力を低下させる

親の何気ない声掛けが,子どもの思考力を低下させる

いきなりですが質問です。あなたは子どもを

  • 話をちゃんと聞く子
  • よく話せる子

どちらに育てたいですか?

ちゃんと話を聞く子だと育てるのも楽そうだし,学校の成績も良くなりそう。でもよく話せる子に育てば,社会に出た時にそのコミュニケーション能力を発揮出来そうですよね。

結論を言えば,実は選べませんし,選んではいけないのです。大切なのはバランスです。聞く時は聞いて,話す時は話せる事が大切。

ではもう一つ質問です。子どもの話を聞くのと子供に話しているのとではどちらが多いですか?

この質問になると途端に一方に傾きます。そう,親が話してるばっかりで,子どもの話を聞いている親が非常に少ないのです。

「ほら、早く起きなさい!」
「早くしないと遅刻するわよ!」
「いつまで遊んでるの!宿題やったの?」
「ご飯よー!早く来なさーい!」
「明日の忘れ物ない?」
「早くお風呂入りなさい」
「早く寝なさい!」

これ,全部一方的に話して聞かせてる会話です。一見疑問文でもその裏には「なら○○しなさい。」という命令が含まれていますからね。

聞く会話とは,子どもの様子や状況を知る事ができる会話です。こういう子どもの様子を聞く会話より,先程のように話して聞かせる会話の方が多くなると話せない子になります

この中でも大人しい子になると,話すことが苦手になり,よく話を聞く子になります。これはこれでいい気がしますが,普段は大人しいのに特定の友達同士とならよく話す子になると,こそこそ隠れて何かしたり,隠し事をしたりするような子になる可能性が高くなります。これは話す力がないため,特定の人としか話ができなくなってしまい起こってしまうことなのです。

先程の会話はちょっと工夫するだけで,自分で考える余地を与えることができます。例えばこんな感じです。

「ほら、早く起きなさい!」
 ⇒「何時に起きるの?」

「早くしないと遅刻するわよ!」
 ⇒「何分に出るの?」

「いつまで遊んでるの!宿題やったの?」
 ⇒「何時から宿題やるの?」

「ご飯よー!早く来なさーい!」
 ⇒「ご飯あと10分くらいだからね!」

「明日の忘れ物ない?」
 ⇒「明日の持ち物は何?」

「早くお風呂入りなさい」
 ⇒「お風呂,後30分くらいでお父さんが帰ってきたら入るからね」

「早く寝なさい!」
 ⇒「何時に寝るの?」

言い方にもよりますので,裏に含みを持たせた言い方はしないように注意して下さい。子どもに自分で考えさせる余地を残すのがポイントです。あなたはその考えを尊重してあげなければなりません。もちろん訳の分からないことを言い出すこともしょっちゅうあります。そういう時は,子どもの話を尊重した上で,何が最善か,わかるように話してあげて下さい。説得としてはいけません。諭すイメージです。これでダメなら今はタイミングではないのです。気長にいきましょう。

ちょっとした声掛けですが,その声掛けも積もり積もれば子どもの意識,性格に大きな影響を及ぼします。子どもの意識を変えたければ,あなたが声掛けをちょっと意識するところから始めた方がいいのです。言って聞かせるのは簡単ですが,言われないと動けない,自分からは言えない子になってしまいますから。

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