子どもを思いのままに操る話術【ダブルバインド】

子どもを思いのままに操る話術【ダブルバインド】

会話をちょっと工夫するだけのテクニック,ダブルバインドとは

子どもと話をしていても,うまく自分の思う方向に話を進められなくてイライラすることも多いでしょう。

そんな時に知っているといい話術,ダブルバインドという心理学のテクニックがあります。

ちょっと子どもの気持ちになって考えて見て下さい。

理科と社会ならどっちが好きですか?

はい,今「どっちだろう?」って考えた方,「理科かな」「社会かな」って考えた方,すでにダブルバインドにはまっています(笑)

この質問は「どちらか好きなものを選べ」と言っているので,「そもそも勉強が嫌いだ」という大前提があったとしても無視してるのです。

そして子どもにこういう質問のかけ方をすると,勉強が嫌いでも,大前提を華麗にスルーされたので,その中で好きなものを探し始める

好きなものを探させているので,いつしか本当に好きになる

だから「勉強嫌い!」から「理科は好き!」「英語は好き!」に変わってきます。

要するにダブルバインドというのは,二択の質問で,どちらを答えても本質的には質問者が狙った解答にはまってしまう,そういう質問の仕方です。

PHIでの活用事例

PHIではこんな使い方をします。

「簡単だけど量が多い宿題か,難しいけど少ない宿題,どっちがいい?」

こういう投げかけを宿題を出す前にすると生徒は割と真剣に考えます。

「えー!?計算多いの大変じゃん!」
「でも難しくて解けないと時間かかっちゃうよ!」

この時点で子ども達はダブルバインドにはまっているのです。
頭の中は宿題をやる事前提に話が進んでいる訳ですから(笑)

こんな使い方もします。

「数学と理科,宿題を少なくするとしたらどっちがいい?」

まぁ大体「数学!」と答えるのですが,答えた時点で理科は宿題を多く出していい訳です。子ども達が自分で決めたんですから(笑)

もちろん先生だけではなく,保護者の方でも使う事ができます。

「お風呂掃除と皿洗い,どっちやる?」

これはお手伝いする事を前提とした質問です。

「お風呂掃除して!」と言うと,「えー!?ヤダよー!」となりますが,「どっちやる?」と聞かれると,選択の余地が与えられ,しかも自ら選んだ訳ですから手伝ってしまう訳です。

勉強させたいなーと思う時も

「漢字練習か計算練習,どっちかやってから学校に行く事にしよう!どっちがいい?」

このようにに聞くと,やはりやる事は前提になっているので,選びさえすれば,強制しなくてもどちらかはやるようになります。

ね?
簡単でしょ?(笑)

あなたもぜひうまく使って,子どもと喧嘩せずにうまく操って下さいね(^^)/

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