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PHIの教育論

「言っても聞かない!」のは親が怒られ耐性を強化しているから

生活していく上で,馴れというのは非常に重要な習慣です。

つい先日まで頑なにスマホを避けてずーっとガラケーを使っていた友人が,携帯が壊れたのを機にとうとうスマホに変えました。

その感想は…

「使いにくい!」

スマホはガラケーとシステムが全然違いますからね。ボタンをカチカチやる感覚なんてほとんどなく,どちらかというと,画面の上で指をサッサッと動かす感じ。

スマホも入力方法はガラケーと同じにできますが,それでもガラケーとスマホの使用感は全然違います。

今となってはスマホを手放せない方々も,初めて変えた当時は相当手こずった経験はあるはずです。私はフリック入力がストレスなく出来るようになるまで1か月半かかったのを覚えています。気になるので,馴れるまでの期間を研究のために記録しておいたのです(笑)

慣れがストレスを軽減させる

さて,この馴れというのは毎日当たり前の事としてやっている内に身についていきます。繰り返す内にストレスも軽減していきます。動物の素晴らしい学習習性の1つですね。

勉強も同じなのです。

毎日勉強する
 ↓
毎日勉強する事にストレスや抵抗がなくなる。
 ↓
毎日勉強するのが当たり前になる。

ただこれだけです。これだけで勉強するようになります。

大変なのは,最初に勉強する土俵につかせる事。
そしてそれが習慣となるまで続ける事。

もう1つよくある習慣化の例をあげてみましょう。

勉強しない。
 ↓
「勉強しなさい!」と怒る。
 ↓
怒られる事に耐性ができる。
 ↓
勉強しない事,怒られる事が習慣化される。
親も「勉強しなさい!」と怒ることが習慣化される。

心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

何が優先かはスタート時点の習慣づけで決まる

そもそもですね,学業の開始時点で他のものを優先していれば,こうなるのは当たり前なのです。

中学受験をするために塾へ通い始めたとき,習い事と併用していて,習い事のために塾を休むといったことをした場合,習い事が優先だという意識が根付き,それが当たり前となっていきます。

中学に入った時も同様で,最初の時点で部活優先を容認すれば,勉強より部活優先という意識が根付き,それが当たり前になるのです。

最初に習い事や部活優先を習慣化させるか,
それとも勉強優先を習慣化させるか,

スタートのこの時点でほとんど決まったと言っても過言ではないのです。

習慣と言うのは,よくも悪くも一度馴れるとなかなか次の習慣には移りにくいものです。携帯もそうですが,習慣を変えるとなると,ある程度の強制力や状況の転換,大きな気持ちの変化などが必要となります。

子どもの悪い習慣が気になり怒ってしまう,それ自体が習慣化されていると,いくら怒っても改善の見込みはありません。

何度も怒らなければならない状況になっている場合は,怒ること自体が習慣化されていないか,まずは子どもの教育が悪い方に習慣化されていないか,改めて見直してみてはいかがでしょうか。

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