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PHIの教育論

家で勉強すると休憩が長すぎる,集中力が続かないのはなぜ?

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「休憩時間が長すぎて全然勉強しない。」
「勉強を始めたと思ったらすぐに降りてくる。」

このように全く勉強していない訳ではないけれど,合間合間の休憩が気になるという方も多いはず。これは集中力や大人度との関係が深い問題なのです。

集中力が長く続かない子は,勉強し始めてもすぐにやめてしまいます。
大人度が低い子は休憩に制限がかけられず,欲求のままに流されて休憩します。

言い換えると,勉強しない,できない事は根本的な問題ではないため,「勉強しなさい」と言って机に向かわせても無駄に時間を使うだけで,成績向上にはあまり効果がないという事です。

実はこれらは,家だから,という理由も関係しています。家というのは家族が共に過ごすメインとなる場です。このスペースにおいて一番重要な事は「生活」であり勉強ではありません。よって家族みんなが勉強スペースとして意識していない限り,家は勉強スペースにはなりえないのです。

例えば自分の部屋の自分の机で勉強する子。この子は小さい頃からこのスペースでは勉強しかしていない。この場合は「机=勉強スペース」という意識が生まれ,集中しやすくなります。

リビングで勉強する子の場合。リビングでみんなが色々やる中でみんなと話しながら勉強してきた子は,「リビング=勉強スペース」という意識が生まれ,集中しやすくなります。一見リビングでは集中できなさそうですが,親と勉強の内容の話を共有しながら進めている子には何の負担もありません。

このように子どもが集中して勉強できる場というのが作られてさえいれば,場所や環境はあまり問題ではありません。勉強に関係ないピーピーキャーキャーうるさい声や音がある場合は問題ですが…

さて,以上を踏まえた上で,今の子どもの勉強スペースはどうなっているのか,冷静に考えてみましょう。今までの生活を見てきても勉強する環境にない場所だったのなら,そこで勉強させようとしてもなかなか難しいでしょう。

もし受験まで1年切っているのであれば,外に学習の場を用意するのが現実的です。

まだ1年以上あるのなら,環境を変えていく方が伸びやすくなります。その環境が当たり前に根付くまで,最低半年かかりますので,1年あれば間に合わせることができます。

もし半年経って本人はもちろん,家族としての意識も変わっていなければ,残念ながらそれ以上変えようとするのは難しいでしょう。この勉強スペースの意識は,本人だけの問題ではなく,家族の意識の問題ですから。残念ながら半年たって全く変わっていないのであれば,家族で一致した意識を持てないと言わざるを得ません。この場合,家では従来通り勉強に励んでもらい,勉強スペースは外に用意して受験に臨むのが現実的でしょう。

要するに,家で勉強できないのは,環境要因以外何ものでもない,ということです。どうしても勉強させたいのであれば,勉強に自然と向かえる環境づくりをするべきなのです。子どもにばかり要求して自分は何もしない,これでは勉強を家でするようになるわけがありません。それでも家で勉強するようにしたいという方はPHIへご連絡下さい。時間はかかりますが,環境に左右されずに勉強に打ち込めるようにする方法がないわけではありません

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