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PHIの教育論

実はやる気が出るから頑張るわけじゃない。やる気スイッチなんて見たことない。

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「やる気スイッチ。そんなスイッチ見た事ねーよ!」

やる気スイッチを押す塾で働いている友人が,

「押せ押せ言うけど,そんな時間ないし,そんなスイッチ見た事ねーよ!」

とぼやいていたのを見て,似たような発言をした生徒がいたなぁと思い出しました。

PHIで一人の生徒がつぶやきました。

「なんか最近やる気が出ないんだよなー。」

それに対して先輩の生徒がこう答えていました。

「やる気は待っててもでねーよ。ガンガンやるからやる気につながるんだろ?出ない時こそがむしゃらにやりまくれよ。」

うん,すごい(笑)すごく当を得ている発言だと思います。

やる気スイッチを否定するわけではありませんが,確かにやる気って他人に押してもらうものじゃないですよね。やる気の原動力はいつも自分です。きっかけは他人が作ってくれる事もありますが,スイッチを入れるのは必ず自分です。

そしてそんなやる気スイッチは他人が探して見つかるものではありません。いかに自分で見つけさせるか,これが大切なのです。なぜ宝探しにわくわくするかわかりますか?自分で探すからなのです。もしルフィーが宝探しを指示するだけで,現場に足を運んでいなかったら,ワンピースはあんなに面白いでしょうか。海賊は自分で宝を探すからあんなに熱中するのです。子どもも同じ。自分で探し出すから楽しいのです。やる気スイッチも似たようなところがあります。子ども自身がスイッチを探して,自分で押すことに意味があるのであって,他人が勝手に探して押すことには何の意味もありません。今回は子どもが自分で探し出すきっかけについてお話しましょう。

その感情,誰が植え付けた?

子どもが何かをやり始めるきっかけ何ていうのはたわいのないものです。目の前にあればとりあえずやってみる。目の前に置いておきさえすれば手に取ってみる。そこに感情なんてありません。しかしそれを繰り返していくうちに,それに対して感情を抱くようになります。

例えば小学校で配られるドリル。一番最初に見たときは何も思いません。手に取って開いてみます。可愛いイラストにひかれて手に取るかも知れません。まだドリルというものが何をするためのものか,それがどういう作用を自分に及ぼすかわかりませんから。

しかしいつしかそれが宿題として義務になり,やらないと怒られるものに変わっていくと,ドリルというものに対してネガティブなイメージがリンクされます。するとドリルを見たときに「嫌だなぁ」という感情が沸き起こってくるのです。そして次第に避けるようになり,成績が下がり,さらに怒られる。これがいわゆるスイッチを自ら埋めて隠してしまっている状態です。せっかく隠しているスイッチを,大人が掘り起こして目の前に持って来て押す。それでスイッチが入りますか?

やる気を出したければ,とにかくやる!

やる気が出ないからしょうがないと思っている方が多いのですが,実はそれは間違いやる気が出ないなら,やる気が出るまでやらせた方がいいのです。

やれば課題が見えてきます。子どもは本来課題を見つけて何とかしようとしますので,課題が見えればそれを取り組もうとし始めます。そして何より,やり出せばそれが当たり前になっていきます。どんなに嫌でも,3か月続ければ当たり前になっていきます。

それに対して,やる気のない状態というのは,砂漠の中に埋もれたスイッチを探すところから始める状態で,優先順位も付けられていなければ,具体的に何をすればいいかもわかっていない状態なのです。もしくは既に植え付けられた感情に邪魔されて避けているからか。

いずれにせよとにかくやってみる。そうすれば何か見えてくる。ということです。

どうすればやる気スイッチを自分で押せる?

興味がありそうなものをばらまきまくる

子どもが自分で押しているスイッチを分析してその傾向を探ることで,どのようなスイッチなら自分で押すのかを予想します。そして当たりそうなスイッチをとにかく大量にばらまきます。100個ばらまいて1個見つけてくれるかどうかですが,繰り返していくうちに成功率が上がっていき,次第にばらまいたスイッチを押してくれるようになってきます。そのスイッチを使って,一番押させたいスイッチの方へ誘導していくのです。この方法の場合,興味がありそうなスイッチを見つけるまでに半年~1年。その興味を目的のスイッチまで誘導するのに1~2年。結果につなげるためにはさらに時間がかかりますが,自ら選んで押してきたスイッチばかりなので,一度たどり着けばそうそう簡単にスイッチが切れることはありません。また,興味があるものなので,比較的結果にも早く結び付きます。ただし,興味がないものには全く手をつけなくなる可能性もあります。

寄り添って一緒に同じ作業をやる状況を作る

子どもにやれというだけではなく,大人が一緒に寄り添う形で進める方法です。とにかく時間がかかりますが,少しずつですが,子どもは動いていきます。毎日単調に同じことが繰り返されるわけではないため,様々なものに邪魔されてなかなか定着するところまで行きません。それでも続けていけば,子どもも一緒にやってくれるようになります。大体一緒にやってくれるまでで半年,やり方を覚えてくれるまでで半年~1年。いなくても自分でやってくれるようになるまでさらに半年~1年。やり始めるまででトータル2~3年,成績に反映されるのはさらにその先といった長期的計画になりますが,成功率はかなり高くなります。そして何より様々なスイッチを押してきているので,興味の幅が広がりやすく,色々なものに自らスイッチを見つける力が身に付きます。

なお,ここで言う寄り添いとは,週数時間,科目だけなんていう中途半端な寄り添い方ではありません。その子の趣味や性格,生活や人生に関わるレベルで寄り添うことを指します。

強制的に探させる

方針も方法も,全て指示をしてやらせてしまうやり方です。一般的な塾が採用しているやり方はこの方法で,どれくらい強制的にやらせるか,が塾によって大きく異なります。また,中学受験を考えている親もこのタイプが多いでしょう。そのため,子どもは逃げ場がなくなってしまいますが,逃げなければ最短でやる気スイッチを押すことができます。しかし,そのスイッチも「さぁ押せ!押すんだ!」と言われて押すようなやり方なので,これ自体に嫌気がさすと,スイッチを探すこと自体に嫌気がさしてしまうことになりかねません。いわゆる躁鬱(そううつ)です。もっとも子どもは無邪気なため,逃げることもズルすることもできるため,実際に鬱になるとは限りません。しかし勉強という土俵に立つこと自体を諦める子が多くなるのは確かです。

なお,この方法は信頼関係がないとできません。他の方法はやりながら信頼関係を築いていくことができますが,この方法はやりながら信頼関係を築いていくことはなかなか難しいのです。忍耐力だけでなく,感情ではなく冷静に判断する力,打たれ強さといった,いわゆるファイティングスピリッツが高い子でないと,やりながら信頼関係は築けないのです。しかし信頼関係が築けた上で,この方法が使えると,ものすごい勢いで伸びていきます。乗らないようであれば,強制的にこの土俵に乗せようとするより,先の2つの方法のどちらかを取る方が成功率は高くなります。

放置する(見守る)

親の理想に沿ったスイッチを探して欲しいと思うから大変になるのです。子どもは自らスイッチを探して自ら押していくものなので,余程ダメな方向に向かわない限り,見守っているという方法です。時間はものすごくかかります。勉強の方向に向かわないことも多々あります。しかし,考える力と特化した力ははぐくめます。そのため,狙った方向へは行かないかも知れませんが,自分が見つけたスイッチを活かせる世界を与えてあげれば,その世界では成功しやすくなります。今の時代,生き方としてはこういう生き方も悪くありません。

大切なのは逃げずに続ける忍耐力

やれやれ言っても子どもはやりません。だから先のような方法から選択することになります。これらはリスクは少ないけれど時間がかかるか,時間はかからないけどリスクが大きいかといった選択になりますので,いずれにしても子どもが逃げない忍耐力が重要になります。忍耐力がなければない程,時間がかかり忍耐力があれば早く進みます

やる気が出るからやるんじゃない。やるからやる気が出るんだ!

冒頭のがむしゃらにやりまくれ,というセリフ。実はこれ,私がずーっと昔にこの生徒が中学受験をするときに言った事なのです。その時は「お前のやる気なんてどうでもいい!やるのかやらないのか,今すぐ決めろ!」と怒鳴りつけたのですが,この子はこの後半年,泣きながら勉強を続けます。何度も叱られて,何度もやり直しさせられて,それでも逃げませんでしたし,やめるとも言いませんでした。半年たった頃には成績が取れなくて泣くことはありましたが,私に叱られて泣くことはなくなり,やれと言わなくてもやってくるようになって,勉強の時間も質も向上

「それまで逃げてたテレビやゲームも,今となってはやらなくても全然平気だし,やってたから楽しいって思えたんだろうなって。だから今は勉強やってるから楽しいと思えるようになったんだろうなって。調べてるとかえって楽しくなってきちゃって止まらなくなるんです。もっと問題を解いた方がいいってわかってるんですけど。」

残念ながら第一志望には落ちましたが,それに近い第二志望の学校には合格していきました。確かに解く問題数は少なかったのですが,まとめの量は膨大で,1つ間違えると数ページにわたってまとめをしていました。第二志望とはいえ,春の時点では20%未満の学校でしたから大したものです。

その時の生徒がこうして後輩の生徒に話して,また次の世代に伝えていってくれるかと思うと感慨深いものです(^^)

さて,あなたのお子様はスイッチを自分で探せていますか?どうやって押していますか?どこのスイッチを押していますか?何も勉強へ向かうスイッチだけが正解というわけではありません。しかし,勉強へのスイッチを求めているのに探せない,探しているのに見つけられない,押せない。そんな状態でしたら,PHIへご連絡下さい。PHIではやる気スイッチを押しませんが,やる気の出し方は教えることができます。

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