中高一貫のための作文攻略法

中高一貫のための作文攻略法

受験にどう役立つ?

夏休みの宿題でもっとも多いお題は『税について』。

「税?あ~あれね!10%にする発言で支持率下げたと言われる!」

この程度ではお題作文にするにはちょっと知識が乏しい(笑)

『石油』『木の家』『住みよい地球』『社会を明るくする運動』

みたいなお題の作文をどうするか,という質問を以前受けましたが,今回は公立中高一貫の受験対策(作文)に絡めてお話します。

基本的に中高一貫の作文を書けるようにするにはどうするか,がテーマですが,通常の作文の書き方もカバーできます。

公立中高一貫の作文

とりあえず公立中高一貫の作文とはどんなものか,調べて頂ければすぐにおわかりになるとおもいますが,ぱっとこれを眺めただけでも,公立中高一貫は文章を書ける子を重視している!と言うことがわかると思います。

もちろん作文だけではありませんが。

ほとんどの場合,お題となる文章自体も複雑で,読解力(問題を読み解く力)を必要とするので,あまりに出来がひどければ,あっさり落とされます。

お題作文の書き方

これは読書感想文とは違います。

最大の違いは「知識と自分の意見を必要とする」という事です。

なので,もしもお題に対する知識がないのであれば,練習段階では調べることからはじめましょう。

もちろんテスト本番では調べるわけにはいきませんが,最初は練習なので調べてから書いても構いません。

では書き方。

まず書き始める前に以下の内容のメモを取って下さい。

SNSでよくある,質問のバトンに答える感覚でOKです。

  1. お題は何ですか?
  2. お題に関係するキーワードは?
  3. いくつでもおもいつくままに挙げてください。
  4. お題に関する問題点は?
  5. 今現状の利点は?
  6. あなたはこれについてどう思う?

例えば,『税について』ならこんな感じです。

例)税について

  1. 消費税・住民税・間接税・酒税・印税
  2. 消費税は10%にしなければならなかったのか。
  3. 消費税が安ければ買い物がしやすい。
  4. 消費税を上げれば国の借金を減らせる。
  5. 「医療制度をもっと整えるためにも税金は上げるべきだ」or「今税金を上げるとみんなお金を使わなくなり,経済が滞るからやめるべきだ」

こんな感じです。

結論は賛成だろうと反対だろうと,あまり過激な発言,例えば,「二酸化炭素を減らすために人類を滅亡させるべき」みたいなことを書かない限り,減点対象にはならないのでご安心を(笑)

例)石油について

  1. 石油
  2. 燃やすと二酸化炭素が出る。温暖化につながる。流出事故で自然破壊。値上がりを続けてる。
  3. 二酸化炭素の排出が最大の問題になっている。
  4. 石油により,ガスやガソリンが作られているので,今の生活を豊かにしてきた。
  5. これがなくなったら車も走れないし,火力発電所が止まったら電気も使えなくなる。
  6. 今の生活には不可欠なので,使用を最小限に留めて,太陽光発電などをもっと普及させるべきである。

こんな感じです。

おもいつくままにさらさら書いて材料をそろえるのです。

あとはそれぞれを筋道を立てて説明するのみ!

紹介や手紙がテーマとなっている作文

基本は一緒です。

まずは題材をそろえる。

利点欠点の部分は『アピールポイント』,『その理由』に変えてあげればいいだけです。

とりあえず一般的にこういうお題作文で評価が高くなるポイントは

  1. 利点と欠点の両方の視点を持っていること。
  2. グローバルな(色々な人から見た)視点で書くこと。
  3. 作文用紙の使い方,字の丁寧さ。

です。

作文の練習方法

題材はなるべく時事問題から見つけるようにしましょう。

オススメはこちらの時事問題解説です。

通常の時事問題とは異なり,解説が丁寧なので,時事問題が感覚的に身につくはずです。

ここからお題を適当に(できれば親が)決めて,練習すればいいのです。

作文を添削する人は誰か欲しいですね。

でないと自分本位な作文になってしまいます。

ほとんどの塾や学校の先生は,言えば見てくれますよ。

もちろん私も見ます。

私の場合は一般的な添削や塾の添削とはちょっと異なり,通常行わないようなところに手間暇をかけるため,時間はかかりますが抜群に作文の力が伸びます。

市のコンクールで表彰されるとか,学校で出来が良くてサンプルにされるとかいったことが日常茶飯事です。

新聞の使い方

最近はニュースアプリで見られるので,それを用いるのもいいでしょう。

そして練習は,できれば毎日書くようにしてみてください。

毎日がダメでも2日に1回は書くといいでしょう。

最初は時間が足りないでしょうが,その足りない時間の中で完成させるのが試験としての作文です。

頑張って書きましょう!

添削は返って来るのを見るだけでは意味がない

ほとんどの方が,添削で返ってきた作文のコメントを見て終わりにします。

これでは身になりません。

本当に作文の力を身につけたいのであれば,返ってきたコメントを基に,もう一度書き直すのがいいでしょう。

大抵の場合,子どもはめんどくさがってやらないため,それをどうするかもカギ。

ところがほとんどの添削が同じものは扱いません。

次から次へとお題が出されて,次から次へと新しいものを書いていくのです。

しかし作文の力というのは,他者からのフィードバックを得て,初めて身につくものです。

そのため,理想は添削で返ってきたものをもう一度書き直して添削をしてもらうのがいいでしょう。

PHIではこれをベースとしているため,同じ作文を何度も書いて質の向上をはかります。

正直めんどうです(笑)

でも私が作文を見ている子はほぼ例外なく作文の力が向上しています。

逃げなければ。

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