勉強しているけれど,全然集中していない。もっと集中させるにはどうしたらいい?

勉強しているけれど,全然集中していない。もっと集中させるにはどうしたらいい?

「勉強するようになったけれど,時間ばかりかけている。」
「すぐにふらふらとリビングに来る。」
「ふと見ると手遊びしている。」

というのはよく聞く話です。

集中して一気に勉強させてしまうにはどうすればいいのでしょうか?
今日はその疑問に答えていこうと思います。

層によって判断が異なる

まず集中していない状態というのは大きく3つの成績レベルに分類できます。

  1. 上位レベルの子で集中できていないケース
  2. 中位レベルの子で集中できていないケース
  3. 下位レベルの子で集中できていないケース

1.上位レベルの子で集中できていないケース

これは概ね放っておいて問題ありません。

上位の子はある程度放っておいても上位を取れるでしょうから,若干集中していないと思われる時でも,細々言うよりは放っておけば自分で考えてある程度の事はやります。

おそらく何か考え事をしているのでしょう。

ボーっとしている時間って大人からすると一見無駄に思えますが,子どもからすると大切な時間だということもよくあります。

もしかしたら何かに悩んでいるのかも知れません。
ただ疲れているだけかも知れません。

いずれにせよその時間は必要な事が多いので放っておけば大丈夫でしょう。

どこかのタイミングで「やらなきゃ」と思って勝手にやり始めるはずです。

結局試験に間に合わず,点数が下がる事もあるかも知れませんが,人は感情を持った生きものですから。
ロボットみたいに淡々とこなせませんよ。

そういう時もあると考え,長い目で見て応援してあげて下さい。

2.中位レベルの子で集中できないケース

時間の使い方が下手な事が多いので,時間の感覚を身につけさせましょう。

まずやらなければいけない事は何なのか?を明確にします。
これは書き出すだけで構いません。

次に勉強をした時間を記録します。

出来るだけ詳細に記録した方がいいのですが,そもそも時間管理が甘い子なので,最初は大雑把でも構いません。

徐々に細かく記録できるようにしていきましょう。

できれば勉強時間の目標(何分で終わらせる)を決めさせるようにした方がいいのですが,これは相当意識しないと自分では決められないので,親や先生との会話で心がけ,意識させるようにしていきましょう。

3.下位レベルの子で集中できないケース。

これは無意識に勉強から逃げている可能性があるでしょう。

集中しない,集中する気がない訳ではなく,そもそも集中する事ができません

何か気になる事があるとすぐにあちこちと気を散らします。

これが行き過ぎると病気(ADD・ADHDなど)と診断される事もあるくらいなので,症状のレベルにもよりますが,直すのは非常に困難です。

まずこの場合,「集中しなさい!」と言っても集中できません。
言って理解できるレベルではありません。

そもそも集中した経験も少ないでしょうから,集中しなさいと言われても何のことやらわからないでしょう。

この場合はやるべきものを小分けにして指示を出し,短い時間で1つ1つ終わらせられるようにするのが良いでしょう。

要は集中力が切れるよりも短い時間で終わらせらせる課題を与えると言う事です。

当然こんなことを続けていても,いつまでたっても宿題すら終わらない可能性があります。

それでもまとめてドカッと出してもまず終わりませんから,小分けにしてやらせるより他ありません。

先生をピッタリつけるという方法があります。

要は先生にうまくコントロールしてもらうって訳です。

親がくっついても同じだと思うかもしれませんが,親がピッタリくっつくと大体反抗してきますのでオススメしません。

集中力が途切れる原因

集中力が途切れる主な原因は5つ。

  1. 周りの音がうるさくて集中できない。
  2. 気が散る物が多くて集中できない。
  3. 眠くなる。
  4. 気持ちが逃げている。
  5. やる事が多くて他が気になる。

1.周りの音がうるさくて集中できない

この場合は音をシャットダウンする事で集中できます。

イヤホンをして音楽(ただし集中力を妨げる音楽は避ける)を聞いて,なるべく周りの音に左右されないようにするなどの方法があります。

夏でよくありがちなのはセミと工事と選挙ですかね。

私も何度防音室が欲しいと思ったことか(T_T)

割とトラウマだったので,教室は通常よりも防音効果が高い設計にしてあります(笑)

2.気が散る物が多くて集中できない。

周りに本やおもちゃがあるなどの場合はどうしても遊びたくなってしまいますよね。

これも簡単です。

気が散る物を部屋から排除してしまいましょう。

それでもどうしても誘惑に耐えられないなら捨てるか手の届かない所に預ける。

私の所にも「先生,これ預かって下さい!」と言ってゲームやら本,楽譜,楽器など様々な物を持ってくる生徒がいます(笑)

3.眠くなる。

これは疲れて体力的に限界で眠くなるのか,それとも勉強が理解できなくて眠くなるのかによって対処法が分かれます

体力的に限界な場合は寝て下さい(笑)

勉強が理解できなくて眠くなる場合には勉強の中身を変えれば解決できる事が多いでしょう。

多くの人が頑張って「ここまでやる!」って決めては見るものの,何度も睡魔に襲われながら,牛歩のごとくゆっくりと進めている場合がありますが,睡魔と戦えるのは精神力ではなくカフェインですww

でも子どもにカフェインはよろしくない。

ならば敵前逃亡,逃げるが勝ち!ww

スパっとやめて別の勉強を始めましょう(^O^)

4.気持ちが逃げている。

やりたくない気持ちはわかります。

表面上はやろうとしていても,どうも気持ちが乗ってこない事ってありますよね。

そんな時は簡単な問題など,あまり思考力を使わない勉強から始めるといいでしょう。

例えば計算,漢字,単語練習など。

これをただ練習するだけではなく,時間を測ってタイムトライアルにしたり,何時までに全部覚える!という感じで自分に制限を課した訓練みたいにするのです。

理科社会なら一問一答などもいいでしょう。

ただし,こういう単純な勉強は,長く続けていると脳が疲れて眠くなります

短い時間でパッパパッパと色々な物をやるようにした方がいいでしょう。

5.やる事が多くて他が気になる。

やることをしっかり絞っておくことです。

とはいえ,これはなかなか自分では決められません。

どれも大切な気がしてきますから(笑)

こういうときこそプロの力を借りるべきです。

優先順位は何なのか,捨てるなら何か,などを聞いて減らしておきましょう(^^)

集中力が切れる原因は必ずある!

集中力が切れた時にどう対処するか,これを知っている人こそ時間を有効活用できる人です。

そんな時こそ冷静に自己分析,もしくは子どもの様子をよく観察してみて下さいね。

集中力が切れる原因は必ずあるのです。

それがわかるかわからないかの差は大きな差になりますよ!

学習法診断でも調べられますので,集中力が切れやすい子はご相談下さい(^^)/

入試を意識した集中はまた次の機会に

集中できていない状況というのは実は様々ですが,今回は一般的な集中できていない状況に対処する方法をご説明致しました。

入試を意識した上での集中に関しては事情が異なるため,また別にお話し致します。

「集中しなさい!」って言っても直りませんから,ぜひ気長に集中力を高められるように接して上げて下さいね(^^)/

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