「指南」という言葉は,なぜ北ではなく南を使うのか?

「指南」という言葉は,なぜ北ではなく南を使うのか?

ご質問

「指南という言葉は,なぜ南という漢字をつかうのでしょうか。北ではダメなんですか?」

指南はその言葉通り,南を教えていた

「指南」という言葉は,教えを導くことを指します。

まぁ要するに,「こうした方がいいよ」というやつです。

この指南という言葉は,三国志の時代に戦争の時に使われた「指南車」に由来します。

文字通り,南の方角を指し示すための車ですね。

広大かつ大多数で行う中国の戦争において,方角がわかることはとても大切なことだったのです。

このことから転じて,教えることという意味になったのです。

なぜ南だった?

南と言えば,太陽が昇るのも北半球では南側ですね。

そのため,古代中国では南という方角を重視していたと言われています。

また,太陽が昇る南側は,方角がわかりやすかったのです。

もっとも正確に南を探すためにはちょっと工夫しなければなりません。

たとえば腕時計を用いた方法はごぞんじでしょうか。

短針を太陽の方に向けて,12と短針の間が南というあれです。

もっとも三国志の時代に時計はありませんが。

なぜ腕時計で南の方角がわかる?

時計の短針は24時間で2周します。

しかし太陽は1日1周。

つまり,短針が動いた角度の半分が,太陽の動いた角度になるのです。

例えば短針が2時間(2目盛り分),60度動いたとしましょう。

すると太陽はその半分の30°動くことになるのです。

よって12と短針の間の方角が南とわかるのです。

最近はスマホ1つで方角なんてすぐにわかるので,あえて計算で求める必要はなくなってしまっていますが,南の見つけ方はいくらでもあります。

実際に試しておくと,理科の天体が頭に入りやすくなりますよ(^^)/

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