革靴は食べられる?皮と革は何が違う?

革靴は食べられる?皮と革は何が違う?

入試にどう役立つ?

入試に直接出ることはないと思われますが,題材として関係してくる可能性はあり得ます。

革というのはやはり動物を殺して作られているため,そこに動物愛護の観点や殺した生き物をどう扱うか,といった倫理的な問題も絡んできます。

子どもには難しい内容ですが,命を奪う以上無駄にしないという考えは革以外にもあり,そういった関連付けができるようになります。

革靴の皮って何からできているの?

という疑問から皮についての授業をしたので,ちょっと紹介。

まず革(かわ)の種類ですが,メジャーなものでは,牛,馬,豚,羊,ヘビ,ワニ,トカゲと言った種類があります。

その中でもありふれているのが牛革

なぜ牛革が多い?

これは子どもと考えて欲しいところ。

牛革が多いのには理由があるのです。

ヒントは,皮を取るために殺すことは禁じられているためです。

ということは,どこから牛革は来るのでしょうか。

そう,食肉用にされた牛の皮を使っているのです。

食肉用,かつ革として使えるのは牛が多いため,牛革が一般的なんですね。

ちなみにトカゲやヘビといった生き物は食用のニーズがほとんどないため,流通が厳しく制限されています。

骨はどうしてる?

骨は犬のおやつになります。

ペットフードを知っている人なら見たことあるでしょう。

見かけたら寄ってみて下さい。

牛だけでなく,豚もペットフードになっています。

また,肥料(にかわ:ゼラチン)を取るのにも使います。

ということは,革靴って食べられるの?

食べようと思えば食べられなくもないのですが,革の処理方法によっては食べると有害な薬品を使っているため,食べない方がいいでしょう。

とはいえ,せっかく興味を持ってくれたので,革の処理について話しました。

革の処理の方法は大きく3つに分けられます。

  • クロムなめし
  • タンニンなめし(渋なめし)
  • 複合なめし

食べられないのはクロムを用いたもの

ゆえにクロムなめしはもちろん,複合なめしも食べられません。

クロムなめしに使われる硫酸クロムがアレルギーを引き起こす人体に有害な物質なのです。

タンニンなめしなら食べられる?

革の製造過程はここだけではないため,どこかで有害な物質を用いている可能性もありますが,純粋にタンニンなめしのみで作られた革なら食べられるということになります。

タンニンなめしを用いているブランドとしては,イタリアンレザーですね。

イタリアンレザーは植物性のタンニン(ベジタブルタンニンなめし)と天然オイルを用いて作られます。

このイタリアンレザーを用いているブランド言えば,グッチボッテガ・ヴェネタフェラガモです。

もちろん全て安全とは限りませんので,絶対に食べないで下さいね。

皮と革は何が違う?

皮は動物から剥いだ状態のもの。

そのままだとやわなため使えません。

そこでなめしやオイルで加工して,丈夫にしていきます。

こうして出来上がったものが革です。

嘘のような授業ですが…

実際の授業の流れです。

しかもPHIでは割と日常

子ども達の興味からこのようなことにまで発展していくのです。

受験に出ませんが,それでも子ども達は楽しみます。

受験真っただ中の受験生ですら「聞いてていい?」と言ってきますからね。

興味を持って学んだことは決して無駄にならないのです。

一見雑談のようなこの授業,先日行った経済の授業はそのまま昭和秀英中の問題に出題され,

「やったばかりだったし,先生の授業に比べたら全然大したことない内容だったから余裕だった!」

と言っていました。

無理矢理机に座らせて勉強させても,勉強をやるようにはなりません。

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