最新脳科学を活用した効果的な勉強法の総まとめ!常識だった暗記,単語の覚え方はもう古い!

最新脳科学を活用した効果的な勉強法の総まとめ!常識だった暗記,単語の覚え方はもう古い!

時代が違うことを認識すること

「何で何度やっても覚えられないんだろう…」
「どうしてすぐに忘れちゃうんだろう…」
「もっと効率的に覚えられないかな…」

中学受験,高校受験を控えているならそんな悩みを抱えている子どもは多いはずです。

そしてそんな子ども達に保護者の方がアドバイスする機会も多いはず。そんな時,

「自分がこのやり方で成功したから,子どももこのやり方でやればできるはず。」

そう考える方が多いのですが,実際には違います。

なぜならあなたが勉強してきた時代と,今の子ども達の時代が異なるからです。

時代が変われば勉強の方針も変わります。

一昔前は教科書を丸暗記すれば点数が取れると言われていましたが,今はそういう時代ではなくなってきているのです。

あなたの成功してきた常識を否定するつもりはありませんが,テストも勉強法も,時代が変わっているということを認識し,今の時代に合った勉強の仕方を教えてあげて下さい。

人に教えるのって頭に入りますね

暗記の基本的な考え方

例えば漢字の覚え方の定番と言えばひたすら何度も書くという方法が良く使われますが,あれはただの作業であり,効率がいいとは言えません

そしてよく言われる1日10個覚えていくというやり方。

あれも現実的ではありません。

なぜなら10個覚えても,1週間後には9個ぐらい忘れてしまっているからです。

1ヶ月もすると,結局ほとんど覚えられていないといったことになることが多いのです。

そこでまず,漢字や慣用表現,理科や社会の語句,英単語といった単純な名称の基本的な覚え方を紹介します。

1日100個覚える!

「10個もできないのに100個も覚えられない!」とおっしゃる方が多いのですが,実際10個覚えるよりも100個覚える方が楽なのです。

例えば,1日10個ずつ1週間。

これで1週間後には70個覚えていますか?

ほとんどの方が覚えていません。

では1日100個を毎日繰り返したら一週間後に何個覚えているでしょうか。

実際に試して頂ければお分かりになりますが,なんと70個ぐらいは覚えているものなのです。

すると結果的に1日10個覚えるよりも多く覚えられる,ということです。

なぜ前日にやったものを重ねるといいのか?

エビングハウスの忘却曲線というのを聞いたこともある方は多いでしょう。

これは塾業界でもっともらしく使われているものなのですが,真実はちょっと異なるので,まだ記事を見ていない人はこちらをご覧下さい。

 ⇒ エビングハウスの忘却曲線は塾業界が儲けるために生み出したでたらめ!教育システムの不都合な真実と裏話

こちらの記事をご覧になって頂ければ,節約率という言葉の意味がもうお分かりになると思いますが,翌日にすぐにやることで,節約率が高くなるのです。

つまり,毎日100個覚えると,最初の数日は大変ですが,どんどん楽になっていくのです。

結果的に勉強時間を短縮でき,しかも覚えている個数が多い,ということです。

1日100個の実践的な覚え方

実際に毎日同じものだけを1週間も覚え続けるわけにはいかないでしょう。

春休みや夏休み,冬休みといった長い休みでもない限り,授業はどんどん進んでいきますし,テストもその間に何度もありますからね。そこで重要なのが実践的なやり方です。

授業が進んでも対応できるように工夫する必要があるのです。

ここでは漢字を例に話しましょう。

  • 【1日目】100個覚える。
  • 【2日目】50個は新しいもの,残り50個は昨日練習したのものの内,曖昧なもの,覚えていないものに絞って覚える。
  • 【3日目】50個は新しいもの,残り50個は昨日練習したものの内,曖昧なもの,覚えていないものを覚える。さらに2日前の中から出来なかったものを追加して覚える。
  • 【休日】前回の休日以降にやったものを全て総復習する。

この繰り返しです。

ポイントは昨日やった所と同じ場所を半分以上被せて繰り返すこと

2日前の出来なかったものを復習すること。

そして1週間後より後に総チェックを行うこと。

これにより脳は短期記憶の領域から中期記憶の領域へと保存場所を変えるのです。

イメージとしては,プールに穴の開いた桶で何回も大量に水を入れていく感じです。

穴が開いているのでほとんど逃げてしまいますが,それでも大量に何回もやれば少しずつ溜まっていきます。

スプーンで地道に貯めていくという方法もありますが,どんどん蒸発していってしまいます。

穴が開いていても,大量にがばっとすくって,ばしゃばしゃと入るものだけ入れていく。

こんな感じの方が結局覚えられる量が多いのです。

もっともざるの穴が大きすぎると全く入らないので,1日で少しでも多く覚えようとする気持ちは大切です。

全部覚えようとしなくてもよいという話です。

完璧主義は身を滅ぼします。

そもそも脳は暗記するようにはできていない

勉強というと覚えることと思っている方が多いのですが,そもそも脳は単調なものを覚えられるようにはできていません。

進化の過程から考えて見ても,人の脳は変化,刺激があるから発達してきました。

足,手,口など体のどの部分を取ってもそれに特化した野生動物にかなう部分はありませんから,それを知能でカバーして人間は進化してきたのです。

つまり,変化や刺激があるから脳が反応するのであって,変化がない単調な状況には脳が反応しないのです。

幼児教育や英会話教室などでリズムに合わせて歌ったり踊ったりして覚えるものが多いですが,子ども用と侮ってはいけません。

あれは大人でも十分通用する,脳科学の理にかなった方法なのです。

よってリズムに合わせて覚えられるものはそうやって覚えてしまう方がいいのです。

語呂合わせもこの一種ですね。

文字記憶よりもイメージ記憶の方が強い

暗記と言うと言葉や文字を覚えることに一生懸命になりがちですが,ヒトの脳はそもそも文字を覚えるようにはできていません

人類は文字が読めるようになったとはいえ,文字通り動かないのが生きものというものです。

例えば,あなたが最近読んだ本を思い出してみて下さい。

本を読まない方は新聞でも雑誌でも漫画でもドラマでも,何でも構いません。

思い出を思い出してみて下さい。

その思い出は文字情報でしたか?
違いますよね?

その時の感情とか雰囲気とか,そういうイメージで思い出すはずです。

これは文字データよりもイメージの方が記憶に残りやすい証拠です。

よって,暗記するときも,文字として覚えるよりも,イメージとして覚えてしまう方がうまくいくのです。

暗記は夜寝る前が良いって本当?

です。

夜寝る前だと夢で反復されるとか,寝ている間に記憶が整理されるとか,様々なことが言われていますが,それはその人が夜寝る前にやったらうまくいったに過ぎません

あなたのお子様に合うかどうかは別問題です。

では暗記するのに都合がいいのはいつなのでしょうか。

自分に合った方法を試しながら探すしかない,というのが答えです。

結局生活リズムや思考回路に依存するので,一概に言えないのです。

一応一般的に当てはまりやすいタイミングをリストアップしておくので,合う方法がないか試して見るのが良いでしょう。

  • 夜寝る前
  • 朝起きてすぐ
  • トイレやお風呂
  • テレビのCM中
  • 食事の時間
  • 友達との勉強中
  • 通学中の電車やバスの中
  • 歩きながら音声で聞く
  • 勉強と勉強の合間

寝る前,朝が暗記に適していると言われる理由

これはこの時間帯が覚えやすいからというわけではなく,毎日必ずやることと連携されているからです。

暗記というのは毎日続けなければあまり効果がありません。

短期記憶に長けている子は一回やるだけで覚えられることも多いのですが,長期記憶にしたい暗記なら,日々の練習が不可欠なのです。

そこで大切になるのが,必ず毎日やることとの連携。

毎日やることとセットにして日課にしておくことで,習慣化がしやすくなるのです。

そのため成功する人が多いのです。

しかしこれも寝る時間,起きる時間が習慣化している人が成功しやすいため,不規則な人は同じことをやってもうまくいかず,投げ出しやすい傾向にあります。

寝坊したからできなかったとか,眠くて途中で寝ちゃったとか言って。

そのため毎日必ず習慣的にするもの,かつその時に合わせやすいものと連携するのがやりやすいのです。

トイレやお風呂が入ってくるのもそのためですね。

暗記の仕方の基本のまとめ

以上を踏まえた上で,暗記に関する基本的なルールをまとめてみましょう。

  • 長時間,単語だけを勉強しない!連続10分以内! ⇒単調になると変化がなくなる
  • 単語は机で勉強しない!細切れの時間で! ⇒ダラダラ続けてしまいやすい
  • こまめに繰り返す! ⇒節約率を味方にする
  • 赤,青ペンを使う! ⇒イメージをつけやすくする
  • 連続5回以上書かない! ⇒単調なものは覚えなくなる
  • 意味を覚えるのではなく,情景をイメージする! ⇒イメージの方が記憶に残りやすい
  • 読み,書きの順で練習する! ⇒読みは感情イメージ,書きは図形イメージだから
  • ルーティンワークに組み込む! ⇒毎日練習するのがポイント
  • 妄想を使う! ⇒過激なイメージは記憶に残りやすい
  • 調べる時は量より質,暗記するときは質より量! ⇒ 穴の開いた桶で何度もいれる

英単語の覚え方

英検で必要とされている単語数は

英検レベル必要語彙数
5級中学初級程度300~600語
4級中学中級程度600~1,300語
3級中学卒業程度1,250~2,100語
準2級高校中級程度2,600~3,600語
2級高校卒業程度
センター試験レベル
3,800~5,100語
難関大レベル6,000語
準1級大学中級程度7,500~9,000語
1級大学上級程度10,000~15,000語

もし1日10個を2年間頑張れば10個×365日×2年=7300語。

これで東大レベルの単語数クリアだ!!!
わーすごい!\(^o^)/

なんてうまくいくわけありませんよね?

だから1日10個なんていうのは現実的ではないのです。

そこで重要なのがどう覚えるか,なのですが,実は先程の暗記の基本通りではうまくいかないのです。

なぜなら漢字や英単語とはアルファベットの羅列した記号ではなく,意味を持った言語だからです。

そこでちょっと工夫が必要になります。

ポイントは1つ。

「リンゴ」という日本語を見て「apple」と書く練習ではなく,「apple」という単語をみてリンゴをイメージ!そのイメージを維持しながら「apple」と書いて練習。

ただこれだけです。

appleと聞いて「リンゴ」と答えられる英語力なんて,大した力にならないんですね。

これからの英語力は「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つのコミュニケーション能力,いわゆる4技能です。

appleと聞いて頭にリンゴのイメージが思い浮かぶ勉強こそ,本物の英語力につながるのです。

国語の漢字・慣用句

漢字練習も英単語と同じです。

意味も分かっていない漢字をひたすら書いても,ただ記号として思えるだけで,使い物にならなくなります。

日本語だと思って甘く見ないように気をつけて下さい。

漢字や慣用句は書いて口に出して覚えましょう!

ただし,意味が分かっていないものに関しては記号として覚えることになってしまいます。

算数・数学の公式の覚え方

そもそも暗記するものではありません

覚えるから算数,数学ができなくなるのです。

公式には必ず「どうしてそうなるのか?」という理由が存在します。

三角形の内角の和が180度という単純な決まりごとですら,どうして180度なのかという理由が存在します。

さすがに高校数学ともなると,文系の人が公式を証明するまで要求すると他の科目に手がまわらなくなるので構いませんが,小学校・中学校ぐらいまではしっかり理由を考えるようにしましょう。

なぜ?

に答えられるようになれば,その公式は覚えていなくても導けるようになります。

そして,本当に必要で,覚えていないならばその時に導けばいいのです。

公式として覚えるといくつ覚えてもキリがありませんが,導き方を覚える分には,他の計算にも流用できますし,何より公式を忘れても問題ないところが最大の特徴です。

理科の用語の覚え方

イラストに絡めて覚えます。

使えるのは教科書や資料集です。

たとえばタンポポと言われたら書けますか?

書いたらそれぞれの場所の名前と説明を書き入れて下さい。

このようにイラストをベースに追加して書き込んでいく練習をします。

それにより,名称とイメージが関連して記録され,覚えやすくなっていきます。

理科の計算・理論の覚え方

感動するのが手っ取り早いでしょう。

もし可能ならば,博物館や科学館などで,その原理について実際に触れる

それが無理なら,机上でしっかりと理由を考えるようにしましょう。

これも解き方だけを暗記しておくのはやめた方がいいでしょう。

社会の語句の覚え方

よく使われる方法ではありますが,語呂合わせはかなり使えます。

とにかく口ずさんで覚えてしまいましょう。

しかしながら,もちろん語呂合わせにも欠点はあります。

語呂合わせの意味そのものがわからなくなってしまった時です。

そのため,語呂合わせだけに頼らずに,同時並行で「なぜ?」「なに?」「なんで?」を考えていく必要があります。

例えばPHIでは子ども達にこのような方法を教えています。

「江戸時代」といった感じで何かしらお題を出します。

次にそのお題から連想されることを枝みたいに線でつなげてどんどん書き加えていくと木のようになっていきます。

この木を「知識の木」と言います。

この木が大きく育つぐらい,知識を持っていると,記述にも使える社会の知識が養っていけるのです。

成績が関係する小テストは例外

小テストに関しては出る場所が決まっているのですから,早めに練習を開始して,書いたり見たり読んだりしながら,何が何でも確実に覚えるようにしましょう。

短期記憶に分類されてしまいますが,小テストは点が取れればそれだけで成績につながります

しかし,塾の小テストなど,成績が関係しないテストについてはしっかり中期,長期記憶に落とし込む方が得策です。

目先の点数にとらわれて,すぐ忘れてしまうような勉強のやり方は避けて下さいね。

暗記をしていると眠くなるのはなぜ?

人間も本来は生き物です。

今では想像もつきませんが,食うか食われるかの時代があったわけです。

その生死を分けるものの一つが「敵になるべく早く気づくこと」なのです。

つまり,動いているもの,変化のあるものは危険な可能性がある!と脳は考え,意識を集中させるのです。

と,いうことは?

動いてないもの,変化のないものは『安全』と考え,寝る(休む)準備に入る

だから眠くなるのです。

眠気に関する大いなる誤解

疲れているから眠くなると思われがちですが,眠くなるのは疲れてるからとは限らない!のです。

もちろん本当に疲れている場合もあるでしょう。

しかし一般的な人間は6~8時間の睡眠で十分疲れは取れるようになっているのです。

この時間以上寝なければ疲れが取れないのは何かしら別の理由があるはずなのです。

寝すぎとか寝すぎとか寝すぎとか…

まぁ色々ある訳です。

ちなみに私の睡眠時間は中3の時から大体3~6時間ですが,ピンピンしています。

おかげで身長が犠牲になりました(・∀・)

疲れが原因でないならば何が原因で眠くなる?

理解していないのが原因,なのです。

よくあるのは国語の長文と英語の長文です。

長文を読んでるとこっくりこっくりしてる人いますよね?

あのコックリし出した文章の近辺に,よく理解していないもの,言葉があるのです。

これを睡眠スイッチワード(略してSSW)と言います。

英単語や漢字,社会や理科の用語,国語の語句なども全部一緒。

この気づいていない睡眠スイッチワードがあって,気づかずにパチパチとスイッチを入れまくってるから眠くなるんです。

これがわかってしまえば解決法など簡単です。

睡眠スイッチを破壊すればいい!のです。

睡眠スイッチはどうやって破壊する?

例えば以下のようなキーワードは説明できるでしょうか。

  • 議院内閣制ってなに?
  • てんさいってどんなの?イラスト描ける?
  • 脱色した後の葉を水につけるのはなぜ?
  • 説諭ってどういう意味?
  • 穀物にトウモロコシは含まれる?その理由は?

いかがでしょうすか。

あなたのお子様は全て答えられますか?

親を試すわけではないのであなたが答えられる必要はないのですが,中学受験では別に珍しい言葉ではないのです。

今ぱっと思いつくままに並べただけですから。

わかっていそうでわかってない,これが暗記が苦手な人の最大の問題点なのです。

つまり,睡眠スイッチを破壊したければ,キーワードとなる言葉をチェックなりリストアップなりして,それを徹底的に調べてイメージとして理解していくに限るのです。

しかし既に睡魔に負けている段階ではそうもいきません。

そのため,睡眠に負けていると感じたら,一度リセットするのを習慣にしましょう。

リセットして目が覚めたら,先程のキーワードを分析し,一つずつ理解して言って下さい。

最強の暗記法,フラッシュカード

PHIではフラッシュカードよりも現実的,実践的なものを使っていますが,フラッシュカードも有効な方法の1つです。

単語カードを高速でめくっていくという方法ですね。

これにより勉強時間を短縮して,文字情報をイメージ情報に置き換えていくということです。

PHIでは基本的に覚えることはおススメしていませんが,どうしても暗記しなければならないものもあるため,そういう時はこのやり方を紹介しています。

何でも間でも暗記すればいいというものでもありませんが,そうしてしまっている人も多いと思います。

PHIでは覚えろとは言っていませんが,みんな勝手に覚えていきます。

もちろんここに書かれているような丸暗記ではなく,さらにこれを発展させた方法を用いているため,子ども達自身も暗記している実感がないのに覚えられるのです。

これはそれぞれの子どもの性格や思考回路に合わせた勉強法を修得させているから可能な事なのです。

PHIの子ども達がどうやって勉強しているのか,どういう結果を出しているのか,指導実績をご覧になって頂ければおわかりになると思います。

お子様に丸暗記から解放した,本質的な勉強を身に着けるなら,少しでも早い方が有利です。

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