大人の時間の使い方は子供以上に無意味

大人の時間の使い方は子供以上に無意味

ジャネの法則

テストの結果が返って来ると,どうしても,勉強したのか,してなかったのか,という話になってしまい,時間の使い方が悪すぎるという話に落ち着いてしまうことが多いようです。

ジャネの法則というものはご存知でしょうか。これは年齢を重ねるにつれて,1年の長さが短く感じるという法則です。名前は知らなくても,実感したことがある方は多いでしょう。

例えば,40歳になった方が生きて来た1年間は,40年という人生の中の1年分でしかありません。つまりこの1年は人生の40分の1。

ところが10歳の子供が生きて来た1年間は,10年という人生の中の1年分に相当します。つまりこの1年は人生の10分の1。

つまり10歳の子供にとっての1年は,40歳の大人にとっての1年の4倍の長さという事になるのです。

大人の時間の使い方は子どもよりも密度が低い

大人は子どもよりも時間を効率よく過ごしているかも知れませんが,そのほとんどがルーティンワークであり,実は大して時間を有意義に使えていないという事です。この年に経験することの大部分は,今まで生きて来た人生の中で経験したことの繰り返しであり,初めての経験はそこまでありません。だから人生としての密度は低くなってしまうのです。

それに対して子どもの生活は,日々同じに見えて毎日大きな変化があります。変化がないのは,むしろずーっと家にいる休日ぐらいでしょう。しかしそれですら,最近は携帯やタブレットというもので外の世界とつながれるようになったため,新しい経験をし続けていることになります。

子どもの時間の使い方は勿体なくない

ほとんどの大人は,

「子供の時間の使い方が勿体ない」

と言います。

確かに非効率的です。でも効率的に生活できるほど人生をまだ経験してません。毎日初めてのことの経験の中,親と同じレベルの効率を子供に求めるのは酷というものです。

子どもはボーっとしているようで色々考えていますし,ただ妄想にふけっている時間も必要な時間です。妄想の中で思考実験を繰り返し,学んでいるのです。

子どもは非効率的な生活をしているかも知れませんが,長い人生において有意義な生き方をしており,大人は効率的に生活しているだけで,人生においては無意味な時間の使い方をしているのかも知れません。

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