何度も聞いて暗記する方法

何度も聞いて暗記する方法

「勉強するときに,暗記物はどうやって覚えればいいですか?」

という質問を頂きました。PHIでは基本的に丸暗記は薦めていませんが,それでも覚えなければ対応できないものもあります。記憶に関することは,以前書いたのでそちらも合わせてご覧下さい。

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暗記するものの種類

例えば,

  • 地名,出来事名,年号,人物名
  • 漢字,ことわざ,作者
  • 物質名,植物名,生物名,現象名
  • 天体,火山,岩石,化石,気象
  • 算数や数学の公式の暗記(錘や球の体積など)
  • 英単語,英語構文
  • 日本国憲法前文などの教科書の暗記
  • 化学式,化学反応式

多いと感じている方は,暗記しなくていいものまで暗記しようとしているのだと思います。ここに挙げたのは大まかな区分けなのでそこまで多くはないとはいえ,細かいところまで言えばそれなりに暗記するものはたくさんあります。さてこれらをどうやって覚えればいいのでしょうか。

暗記する方法はたくさんあります。分野や学習スタイルにもよりますが,今回はその中の1つを紹介しましょう。

何度も聞く

記憶というのは様々なものがありますが,ペーパーテストが絡む勉強という事に関して言えば,使うのは目,耳,手です。これらを効率的に使うことで記憶が定着しやすくなり,テストでも効果を発揮します。

特に耳に関しては学校や塾などの授業で使うのはもちろんですが,机に座って自分で勉強するときに使う人は少ないようです。音楽を聴きながら勉強をしているという人も多いので,全く使っていないわけではないのでしょうが,覚えることに使っている人は少なくなってきたように思います。

一昔前は電車の中で英単語を見ながらイヤホンで声を聞いている子も多く見かけましたが,最近はSNSやゲームをいじっている子が多く,耳も音楽中心なようです。しかしやはり耳から学べるものも多いので,少しでも時間があるなら耳を使わない手はありません。電車,バスなどの通学途中はもちろん,家の中で家族のテレビや話し声などの生活音が気になるときにも使える方法ですからね。ぜひ活用できる場面で耳を使って覚えて下さい。

耳を使うと効果的なもの

最近ではスマホやタブレットというものがあり,気軽に録画,録音ができます。耳を使うならこれらスマホやタブレットを使わない手はありません。これが効果を発揮するのは以下のようなものの暗記です。

  • 年号地名九九などの暗記ものを歌やリズム乗せたもの。
  • ニュースなどの社会的,時事的な要素を持つもの。
  • 社会や理科など聞くだけで学べる授業を録音したもの。
  • 語彙力向上を目的として物語を読み上げたもの。
  • 語彙力向上を目的として対話を録音したもの。
  • 語彙力向上を目的としてことわざ慣用表現を読み上げたもの。
  • 百人一首俳句など。
  • 英語の基本例文教科書の例文
  • 英会話

簡単にまとめるなら,授業で耳から入れて学んでいるものは,耳から学ぶことで効果が出せるということです。中には読めばわかるというものもありますが,今回は耳の使い方なので,読んでわかるものも耳で学べるためこちらに入れてしまっています。

スマホやタブレットの使い方

簡単です。もしすでに音源があるのであれば,それをスマホやタブレットに入れて持ち歩き,聞けるタイミングで聞きまくる。読み上げてくれているものは沢山ありますからね。歌やリズムに乗せたものも最近はYouTubeなどに沢山あります。これらのものを活用するのも手でしょう。

問題は音源がないときですが,迷わず自分の声を使って下さい。恥ずかしいと思うかも知れませんが,自分の声で録音するのが手っ取り早いのです。例えば教科書の文章を読み上げて録音し,聞く。ただそれだけです。

録音するときのポイント

アナウンサーを目指すわけではないのですから,つっかえたり声が変になったりするのは気にする必要ありません。完璧は求めずに,聞ける状態にすることを意識すればいいのです。

聞く時のポイント

通常の速さよりも,速度を上げられるのであれば,速度を上げて聞くのをオススメします。時間短縮の意味もありますが,実はちょっと早いペースを聞く方が集中力が増すことがわかっています。1.2~1.5倍程度の速さぐらいがいいでしょう。慣れてくればどんどん速くしていって下さい。2倍くらいまでは普通に聞けるはずです。

2倍より早くすると,早送りするソフトの性能に左右されます。速くすればするほど音が劣化するため聞き取り辛くなっていきます。これは速くて聞けないという問題だけではなく,音の劣化のせいもありますので,耳を鍛えようとする必要はありません。

色々試してみた結果,2倍くらいまででいいという結論になりました。そもそも早送りして聞けるソフト自体もそこまで多くありませんしね。大切なのは目的以外のものにこだわりすぎない事です。目的はあくまで頭に入れること。うまく録音することも速く聞き取ることも,良いソフトやアプリ,機械を導入することは目的ではないはずです。

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