硫酸カリウム(K2SO4)は,なぜKではなくK2なのか

硫酸カリウム(K2SO4)は,なぜKではなくK2なのか

PHIの高校生が友達と市の施設かどこかで化学を勉強していました。

するとこの子の友達が

「硫酸カリウム(K2SO4)は,なぜKではなくK2なのか。どっちでもいいじゃん。」

と言い始めたそうです。

本質を理解している方には大したことない超基本問題なのですが,化学を丸暗記している人には確かにわけがわからないところでしょう。

私の教え子だった高校生の方は,なぜK2なのか,化合の原理と法則についてはすでに中2の時に疑問を持っており,教えてありました。

中学生には難しいと思われがちですが,結合の種類さえわかっていれば大したことありません。

  • 共有結合,配位結合なら電子の数が釣り合うようにくっつく。
  • イオン結合ならイオンの+-の数が同じになるようにくっつく。
  • 金属結合なら大体1~3の間。

ただこれだけです。

そして,

  • カリウムは周期表の一番左の列のため,電子を1つ放出する。
  • 硫酸イオンは硫黄と酸素で出来ており,硫黄は最外殻に電子を6個,酸素も6個なので,6+6×4=30個,その内硫黄の周りに8個だから酸素の周りには22個。Oの周りに入る電子は24個なので,電子を2個持って来てイオンになる。

一見難しそうですが,電子の動きさえ見えてしまえば大したことありません

でも,単元的には高校生の内容だからといって,ほとんどの中学校や塾ではこの原理に触れられず,覚えろと言われます

お友達は高校化学を習っていたので,すでにその原理を知っているはずなのですが,中学化学時代に覚えさせられていたため,その原理と結びつかなかったのです。

そこでこの子は友達にその原理について教えてあげると,

「こういうのは暗記だと思ってた。そんな解き方があるとは…」

と言っていたそうです。

思い起こせば,この子にこの原理を教えてあげたのは中学2年生の時でしたが,教えた途端,「化学余裕だわ!」 と言って,ワークの問題を全てサラサラと解決済みにして帰っていました。

それ以降,化学の問題は難関の問題を解いてもほとんど間違えませんでしたね。

高校に入ってからも化学はトップレベル,数学は1位という位置についており,今は総合計で学年30番以内を狙っているそうです。

中1で指導し始めた時は,理系がそんなに得意な子ではなかったんですけどね。

基本をちゃんと理解するというのは,こういうことです。

何度も何度も,同じような問題を繰り返し解いて,それでも解けるようにならないと感じている方は学習法診断をどうぞ。

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