泣け

泣け

PHIの厳しさ

PHIは仲良しこよしの塾ではありません。

小さい塾ですとそういうところも多いのですが,PHIは割とよく泣く塾です。

特に受験期になると,ほぼ毎日誰かしら涙ぐんでますね。

通っている方にちょっとお話し聞いて頂ければすぐわかると思いますが,かなりスパルタな塾です。

とはいえ,怒鳴ったり,叩いたりしてあおるスパルタとは違います。

静かなスパルタ

大人度が低い子,甘ったれに厳しく接するだけです。

精神的にきつくなって,やめてしまう子もいます。

でもその分,やめずに卒業した子は強くなりますね。

教育の在り方というのは様々で,人の数だけ指導方針があると思っています。

PHIのやり方が絶対だなんて思ってはいません。

合うか合わないか,ただそれだけです。

点数公開制

そんなPHIの指導方針の一つをご紹介致します。

PHIでは基本的に点数公開制です。

最近はプライバシーの侵害だとかで苦情を言ってくる親も多いため,点数の公開は一切しない塾も増えてきていますが,PHIでは点数全公開です。

良い点でも悪い点でも関係なし。

試験をやって点数が悪いと,

「お願い先生,言わないで。」

という生徒も時々いますが,

「恥ずかしいと思う点数を取るな。」

と一蹴します。

「先生酷い…」

と言われますが,

「この点数の方が酷い。」

と叩き伏せます。

男の子だろうと女の子だろうと容赦しません。

もちろんただ単に意地悪している訳ではありませんよ?

伸びる見込みがある子にしかやりません

何を言っても響かない子や,言う価値もないような子は放置します。

直視できない子は伸びない

なぜ点数を公開するのかと言いますと,現実を直視する事ができるからです。

例えばいつも上位のAさん。

このAさんに勝った事がないBさん。

たった1回のテストでも,BさんがAさんに勝てば自信につながります。

当然先生もBさんを持ち上げて褒めまくります。

こうすることで,Bさんはちょっぴり自信がついていきます。

逆にAさんは容赦なくこき下ろします。

たった1回でも負けは負けです。

生ぬるい慰めなんてしません

入試において負ける事は,落ちる事を意味するのですから。

私は落ちて慰めるなんて事はしたくありませんし,するつもりもありません。

体調が悪かろうが何だろうが合格する。

そのためには,たった1つの小テストでも負ける事が何を意味するのか,それを実感させる必要があると考えています。

泣ける子は強い

泣ける子は強いですよ。

「そこまで追い詰めたら可哀そうだ」

とか

「不必要に競争をあおるのは良くない」

とか言う方もいますが,そもそも我々は競争社会に生きているのですから,競争を知らずに育つ方が怖いですよ。

もちろんあんまり偏った競争心をあおれば極端に偏った子になってしまいますから,さすがにそんな教え方はしません。

勝つことが必ずしもいいことだとも思いません。

そもそもPHIは,正しい勉強スタイルが身につけば勝手に合格するという考え方なので,子ども達にも「目指せ合格!」なんて事は言いません

「行きたいなら受かって当たり前。」

と言っています。

受験を目前にして,進学先の話や,将来の話ばかりしています。

過程か結果か

極端に偏った競争をあおるのは良くありませんが,競争は目標(将来)に向かう過程(受験)の一部として必要だという事です。

だからその過程において悔しさを知り,涙できる子は,次につなげていけるので伸びやすいのです。

そしてこの経験を持っている子は,受験に限らず,社会においても悔しさをバネに頑張れる子に育ちます。

ただ厳しくすればいいわけではない

1点重要な注意点があります。

時々ただ厳しくすればいいと思っている方がいらっしゃるのですが,悔し涙を流した時に,どうするべきなのか?がわからない状態のまま泣かせるのはよくありません。

悔しさをぶつける方法をちゃんと示してあげる必要があるという事です。

それがなければただ単に涙でストレス解消するだけです。

もしくはただ単に精神的に病んでいくか。

私はその悔しさをぶつける方法まで計算した上で追い込みます。

要するに素人が簡単に真似できる方法ではないという事です。

絶対真似しようとなんて思わないで下さいね。

下手したら人格形成に大きな影響を与えかねませんから。

先日もいましたよ,悔し涙を流していた女の子が。

受験直前に志望校の過去問をやって点が取れず。

目に涙を浮かべて,唇を噛みしめて,周りの子達が「私○○点取れたー!」と言い合っている中,ペンを握りしめてすぐさま解き直しをしていました。

どうするべきかわかっているから,このような行動が取れるのです。

でも,もしどうするべきかわかっていなかったら…?

ふて腐れるか騒ぎ出すかどちらかでしょう。

これではいくら悔し涙を流したって伸びません。

悔し涙を流して行動するから伸びるのです。

役割分担が大切

私は子ども達に厳しく接していきますが,周りの人みんなが厳しく接する必要なんてないのです。

ご家庭では受験の厳しさよりも他に教えるべき大切な事はいくらでもあるでしょう。

どうせ外に出れば塾や学校で厳しい現実に直面しているのですから,家でぐらい追い込まれない環境を作ってあげてもいいと思いますけどね(笑)

厳しくという言葉を安直にとらえて追い込まないように注意して下さいね。

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